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一人一人が活躍できる状態を作りたい

もともと高校3年生の進路選択の際に社会福祉という言葉に興味を持つきっかけがあり、社会全体でメンタル不調者が増加しているということを知って、病気や障害のある方が再び社会で活躍できるような支援がしたいと就労支援という分野を選びました。前職でも精神障害のある方の就労支援に携わっており、働きたいという気持ちや能力があるのに、様々な状況や悩みからなかなかうまくいかないこともたくさんあることを間近で見てきました。こうした方々が持っている力を発揮できないか、と常々考えていた時に、松山で新しいA型事業所が開設されたという話を聞き、今までとは違う新しい形の支援ができるのでは、と思い入社を希望しました。
現在職業指導員兼賃金達成指導員として日々クルーサポートを行っていますが、自分に自信が持てず、成長しているという実感が持てないクルーの方もたくさんいらっしゃいます。ただ、その中でも目標に向けて着実に前に向いて進んでいる、とクルー自身が感じてくれた時は非常に嬉しく感じます。出来ていることや、今までよりこんな風に良くなっている、といったフィードバックを重ね、少しずつご自身の成長を認めてもらえるようになっている実感もあり、今の仕事をしていて本当に良かったなと遣り甲斐を感じています。
これまでの経験の中で、自分に自信を持てなくなった方もいるかもしれません。
でも一人一人の「こうなりたい」「こんなことをしてみたい」といった希望を持つ・実現することができるように、その方自身としっかり話し合いながら、最適なサポートをしていきたいと思っています。